このサイトについて

「結婚式・披露宴に参加するのがつらい」
「結婚式・披露宴に行きたくない」
「結婚式・披露宴が苦手だ」
と思っているアラフォー独身女が、結婚式に招待されることについて、
ネガティブな本音をまとめたサイトです。
目次
結婚式に行きたくない人間は非常識?
私は20代前半から後半まで、うつ病を患っていました。
周囲が結婚ラッシュを迎えたとき、私は病気×無職×貧乏の三重苦でどん底の状態。
同世代の結婚式に参加するのがつらくてたまりませんでした。
そのことを身内に打ち明けると、

「結婚式に喜んで参加できない人間はおかしい」
「結婚式を欠席するなんて非常識」
「結婚式は招待されたら参加するものだ」
と怒られました。
私は周囲に悪く思われるのが怖くて、無理して結婚式披露宴に参加してきました。
その結果、結婚式に参加するたびに体調が悪化して寝込みました。
結婚式がつらい人間もいる
幸いにして、私は30代にうつ病が寛解して、社会復帰できました。
でも、結婚式に参加するつらさはうつ病を患っていた頃と変わりません。
私は自分が根っから、結婚式披露宴が苦手な人間なのだと気づきました。

「どうすればこのつらさを解消できるんだろう?」
「どう説明すれば、結婚式が苦手な人間もいると、周囲の人たちにわかってもらえるんだろう?」
誰にも理解してもらえず、味方が一人もいないのはつらいものです。
うつ病だった頃の私は結婚式のつらさをうまく言語化できませんでした。
アラフォーになった今なら、結婚式が苦手な理由を説明できるんじゃないかと思い、
記事を書いてみることにしました。
結婚式の受付や演出を依頼されるのがつらい
新郎新婦を含め、私の周りの人たちは

「結婚式なんてたった一日のことなんだから、
うつ病でも参加できるはず」
「うつ病なんて気持ちの問題」
と言って、受付やら出し物やら当日の役割を押し付けてきました。
特に新郎新婦はウエディングハイ状態で、自分たちの結婚式のために周囲が手助けするのは当然という態度でした。
結婚式をきっかけに「この人、こんなに自己中な人だっけ?」と驚くことが度々ありました。
彼女たちからすると、
「私も他の人の結婚式では色々やってあげたのだから、今度は私がやってもらう番」
という気持ちだったのかもしれません。
でも、結婚しない私からすると、そんなことは知ったことではありません。
結婚式がどれだけ彼らにとって大切なイベントでも、弱っていて余裕がない人間に
結婚式の演出を頼まないでほしい。
私は当時、抑うつ症状もあってきちんと断ることができず、相手の主張に流されてしまったことを後悔しています。
うつ病で療養中だということは友人にも親戚にもオープンにしていて、私が投薬治療を受けていることは皆知っていました。
旅行や食事には誘わないでいてくれたのに、結婚式だけは「絶対に参加するよね?当然、手伝ってくれるよね?」という態度でした。
私自身も、結婚式がしんどくてたまらないことを相手に上手く説明できませんでした。
結婚式の同調圧力がつらい
男性同士だとまた違うのかもしれませんが、ウエディングハイになった新婦とその親族・友人たちの同調圧力ってものすごいです。
結婚式に夢や憧れを持っている女性たちに、「私は結婚式がしんどい」と言うとめっちゃ攻撃されます。
「他人の幸せを祝えないなんて、人格がおかしい」みたいに言われます。
いや、結婚を祝う気持ちがないわけではなく、結婚式披露宴の場に参加することがつらいだけなんですが、結婚式が好きな人にはわかってもらえません。
結婚式披露宴って、ディズニーランドや休日の接待ゴルフなんかと同じで、好きな人は楽しいんでしょうけど、苦手な人間にはあの空間にいること自体が耐え難い苦痛なんです。
新郎新婦が誰なのかはあまり関係ありません。
私は自分の親戚でも友人でも、他人の結婚に対して何かをしてあげたいとは思わないんですよね。
結婚式をやりたい人は好きにやればいいと思いますが、招待するのは新郎新婦側の都合なので、理由を問わず、相手が欠席する自由を認めるべきだと思います。(もちろんドタキャンはしませんよ)
ゲストが大金を払って、結婚式披露宴の演出に無償で協力して、丸一日自分の時間を提供しないと結婚を祝ったことにならないの、正直他人に要求しすぎじゃないですか?
他人から「結婚おめでとう」とお祝いの言葉をもらうだけで満足してくれませんかね。
女同士では、結婚式披露宴に対してネガティブな気持ちを抱くことを許してもらえない空気があって、苦しかったです。
「結婚式ファースト」の同調圧力からどう逃れたらいいのか、今でもわかりません。
結婚式で無茶振りしてくるカップルほど離婚した
アラフォーになった今、ぶっちゃけて言えるんですが、こちらの都合を考えずに結婚式の演出を頼んできたカップルほど、その後離婚してますね……
こちらが無理をして、ご祝儀も用意して、
「永遠の愛を誓う、一生に一度のステキな結婚式」を見届けても、その後あっさり別れるんですよ。
まぁ離婚するのは人の勝手なんでいいんですが
「だったら、そこまで他人を巻き込んで派手な結婚式挙げなくてもよくない?」と思うわけです。
そして100%、離婚の報告は来ないのですよ。
その程度の間柄なのに、結婚式披露宴には演出&ご祝儀要員として招待されるんですよね。
他人の結婚式にお金もエネルギーも使いたくない、そんな余裕はない
「結婚式に出席するのが正直しんどい……でも、我慢しなければ……」と思って、
無理しようとしている方。
その我慢、本当に必要でしょうか。
今の時代、結婚自体はカップルが役所に婚姻届を提出すれば成立します。
昔は人前で祝言を挙げないと結婚が成立しなかったのかもしれないけど、今はそうじゃない。
ゲストがカップルのために身を削らなくても、二人の結婚生活は何の問題もなくスタートするんです。
余裕がある人は結婚式を楽しめばいいと思いますが、あんなに負担の多い行事、
余裕がない人に強制するものじゃないですよ。
そもそも、なぜゲスト側が式の演出をしなきゃいけないんでしょうか?
当サイトにはアンケートコーナーを設置しています。
良かったら、あなたのつらさを吐き出していってくださいね。